カラダづくりのいろは

本来のあるべき身体の働きと栄養について、パーソナルトレーナーが発信していきます。

サプリメントの賢い使い方~失敗しないダイエット8日目~

パーソナルトレーナーの窪田侑記です。

”失敗しないダイエットのヒケツ37”
8日目は、8/37「サプリメントの賢い使い方」です。

これまで各栄養素に関して書いてきましたので、栄養がダイエットや
その前の身体つくりに必要なのは、少しずつわかっていただけたんじゃないでしょうか? 

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食材から栄養を摂る難しさ

では、それら栄養素をどうやって摂るか!?
もちろん食事から摂るのですが、このようなデータがあります。

トマトの栄養価

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まず食材自体の栄養価が下がっているということです。
トマト以外もこんな感じ。

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ということは、今までと同じ量を食べていても不足になるんです。
それだけでなく、調理法によっても変わってしまう。

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そういうことまで考えると食事をいくら気をつけたところで、
どれだけ栄養素が摂れているかわからないですよね。


食材には栄養があっても、食べるときにその状態が保てているのか?
はたまたしっかりと吸収できているのか?
そういったことは全て理解するのは難しいです。
(この前、身体の中に栄養が足りているか栄養別にたくさんの項目がある検査を、
 特別な機械で受けたことがありますが、もっと普及していくかもですね。)

平均的には、このような傾向があるようです。

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不足している人が多いんですね。

思っているより、野菜や果物を摂らないといけませんね。

しかも考えても知識があっても、足りてるかどうか本当のところはわからない。
それがわかっている人は賢くサプリメントと付き合ってる気がします。

あと

  • 栄養計算を毎日するなんてそんなの無理。
  • 食事は好きなモノを選んで食べたい、気を使ってばかりだとしんどい。

そういう人もサプリメントを使って、バランスが崩れがちな栄養を補ってます。

サプリメントならどの栄養素がどれくらい摂れたかわかるんです。
食事で毎回栄養がとれているかどうかの不安も解消されます。

それだけでなく、野菜や果物の種や皮に高い栄養素を含んでいるものも多い。
どんなに食事を意識しても、皮や種までの栄養素は摂れないんです。
サプリメントであればそこまで摂取できる。

 

また必ずしも果実が美味しい時期が栄養価も高いとは限らない。
果実の栄養価が一番高い時期に収穫したものをサプリメントにして摂取できる。

 

利点が多いですね。非常に便利な時代になったと思います。
サプリなんかに頼りたくないという人もいるかもしれませんが、
あまり形にこだわる必要はないと思います。

大事なのは中身!
天然な材料でしかも有機栽培されたものであれば、
形はサプリメントかもしれないが、内容は食材そのものなんです。


大切なことは、必要な分が毎日きっちりと満たされているかどうか。
例えば、豆腐は大豆の形はしていないですが、

大豆の栄養素がとれることを知ってますよね。
サプリメントも同じで、形が違うが中身は野菜や果物なのであれば栄養素がとれる!

 

重要なのは形や見た目ではなく、

栄養がしっかり吸収できて使えるかということです。

サプリメントも使い方と選び方ということです。

 

 ーーー

サプリメント選びのポイント

●材料と品質

完全に天然の有機栽培された材料から作られていて、

余分なものが合成されてないかどうか。

有機でなかったら農薬も濃縮されたり、

錠剤にする際に添加物が混ぜてあるものが多いです。

 

そしてどれだけの栄養がちゃんと摂れるか、吸収できるかチェックしてあるもの。

 

●企業の歴史と姿勢

原材料(農場)や製造過程を明確に提示しているかが、まずポイントです。

だれが、どこで、どうやってつくっているか、これが見えないと信頼できません。

また長年取り組んできた歴史は、体に関わることなので大事だと思います。

特許や研究の姿勢もですし、副作用の心配などもです。

健康産業が儲かりそうだから参入してきたような会社も多くあります。

 

●国レベルの基準の認証

・GMP(グッド・マニファクチャリング・プラクティス)認証

製造工程はGMPと呼ばれる製造・品質管理基準についての第三者認証機関の認定があります。

サプリ先進国の米国では、サプリメーカーはGMP下での製造が義務付けられていますし、GMPよりもさらに厳しい「cGMP」という基準もあります。

これはFDA(食品医薬品局)が定める製造・品質管理基準で、医薬品レベルの工程や管理が求められるものです。

 

日本ではGMPの取得も義務付けられていませんが、サプリメントの表示に関する法律もこれから変わるので、認証の方も変化してくると思います。

現状は日本のGMPは、米国のGMPに対して管理基準で遠く及ばず、米国基準のcGMP認証を取得している日本企業は5社程度(約700社ある中で)しかないという指摘もあります。

これから日本国内でもその基準が変わってくると思いますが、今選ぶのであれば、しっかりと米国の認定をクリアしているものが、安心でいいと思います。

 

・NSF認証

身体が資本であるプロのアスリートは、私たち一般の消費者よりも栄養補給食品には最大限の注意を払っています。

NSFはプロのアスリートでも安心して摂ることができるという信頼の認証です。

第三者機関として検査・認定し、製品ラベルに記載された栄養素とその含有量が

正しく、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)のガイドラインで禁止された物質が

含まれていないことを確認しています。

一般の人でも、こういったしっかりしたものが信頼できていいと思います。

 

ーーー

 

今はいろいろなサプリメントが出てますが、この3つのポイントで

本当に信頼できるものをチョイスされるのがいいと思います。

 

そして最後に、大事なポイントとしては、

サプリメントでまず補うべきものは、これまで書いてきた五大栄養素の中でも、

特に不足しがちな、たんぱく質、良質の油、ビタミン、ミネラル、(食物繊維)です。

なので、この基本の栄養素以外で「この成分は、◯◯にいいです。」というのも

いろいろありますが、五大栄養素が足りてから考えるところかなと思います。


まずは身体に必須な栄養のベースを整える。
これは食事でもサプリでも手段は選ばず、質と結果に意識を向けてみてはどうでしょうか?

 

そのサプリ、危険です!  本物サプリの正しい選び方

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