カラダづくりのいろは

本来のあるべき身体の働きと栄養について、パーソナルトレーナーが発信していきます。

正しい姿勢で立つこと〜失敗しないダイエット31日目〜

パーソナルトレーナーの窪田侑記です。

”失敗しないダイエットのヒケツ37”
31日目は、31/37「正しい姿勢で立つこと」です。

 

これまでは身体の内面からのダイエットについて、いろいろとテーマを書いてきました。
確かにダイエットの場合は、内面にからのアプローチが8割、外的なアプローチが2割くらいでしょうか。まぁ相互に作用しているものも多いので、簡単には言えませんがイメージはそんな感じではないでしょうか。
 
そして身体の使い方で基本になる動きは
  • 立つ
  • 歩く(走る)
  • しゃがむ、立ち上がる
だと思います。これがキレイにできれば姿勢が良くなるだけでなく、美脚にもなりますし、ボディラインも整ってきます。
「そんなの誰でもやってるやん」というわけじゃなく、正しく出来てない人が多いんです。なので、姿勢や骨格・筋バランスが乱れたりしてくるんですね。
 
今回から身体の使い方やトレーニングについて書いて行きたいと思います。
まず正しい立ち方から見ていきましょう。
 

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基本の立ち姿勢 

キレイな身体をつくるためにも、ベースの姿勢は大事ですよね。
痩せてても姿勢が悪いとキレイとはいえません。
そもそも姿勢がくずれていると代謝も落ちますし、流れが悪く老廃物が溜まったり、疲れやすかったり、怪我やこりが多くなったりと問題が多くなります。
使う筋肉もバランスが悪くなってるので姿勢が崩れるんですが、これはダイエットからも遠回りです。

ということで、まずしっかり立てることが今回のテーマです。
姿勢をきれいにしてくださいと言われると、背筋を伸ばし、胸を張りという風に意識される方も多いですが、それは本当は正しい姿勢なのか、一度チェックしてみてください。自分ではなかなか見にくいかもしれないので、誰かに見てもらうといいかもしれません。
 

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☆キレイな立ち方のチェック方法

①まず壁の前にこぶし一個分ほどの足幅で立ち、かかとを壁につけます。
②お尻、肩、後頭部が壁につくようにします。
③その状態で、腰の後ろは手のひらが一枚ギリギリ入るくらいのスペースを保ちます。
 腰を反りすぎてスペースが空きすぎてる方は、少しお腹を引き込むように力を入れます。
④そのままの体勢で、壁から一歩前に出ます。するとくるぶし、膝、
 大転子(骨盤の横に出ている太ももの骨)、肩、耳がまっすぐ一直線にきます。
 かかとに重心が乗ってきた感覚もあると思います。


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やってみて、いかがでしたか?

そのとき違和感がすごいある人が多いと思います。
ということは普段はそんな姿勢なんてとってないということですね。
 
なので、この正しい姿勢も一瞬今やってみても、歩き出したり、動き出したらもういつもの自分の姿勢に戻ってしまいます。
よくどんな姿勢がいい姿勢なんですかって聞かれますが、それをその場で知ってもあんまり意味がないんですね。
 
ではどうすればいいのか?
この正しい姿勢がなるべく自然に取れるようになるためにはどうすればいいのか?
 
それは筋肉を正しく働かせて、重心の位置を整えることです。
この正しい姿勢がニュートラルポジションです。
無意識に崩れている方が多いので、違和感というより、この姿勢がキツい方も多いと思います。

ですが、本来はこの姿勢が一番負担も少なく、力が発揮しやすい姿勢です。

 

では、なぜしんどいかというと、普段使っていない筋肉が働くからです。
その普段使っていない筋肉のスイッチをOFFからONに変えるだけで、違和感がなくなってきますし、正しい姿勢に近づいてきます。
ここが乱れることで、下腹がぽっこりでたり、肩こり・腰痛につながったりもするので、改善させていきましょう。
 

足の姿勢と重心位置

次に足の重心位置について見ていきます。
上記に書いたキレイな立ち方がやりにくい方は、ここが乱れていることが多いかもしれません。

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ここが内側に傾いてしまうことで、土踏まずがなくなり、偏平足のように床にひっついてしまいます。
足を見ると土踏まずがあるのに、立ってみるとなくなるという人も多いと思います。
それは重心位置が悪かったり、筋力が弱いために体重で土踏まずがつぶれちゃってるということです。
 

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足にはアーチというものが、3つあり、それが機能することでテントのように持ち上げられて安定しています。これが理想の状態です。
そのアーチがつぶれてしまうことで、足自体が内側に倒れたり、外側に倒れたりしてしまいます。
それが原因で、その上の姿勢も乱れてきます。足が地面への唯一の接地面なので、ココが乱れると当然上にも伝達されていくわけです。

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なので、ここを修正するとO脚やX脚も正常に戻ってきます。
「下半身に肉がつきやすい」と悩んでる人も多いと思いますが、ここを意識して修正することで改善もしていきます。
ダイエットにつながるので、まずチェックしてみてください!
 
 
その改善のためには、特にお腹のインナーマッスルという一番内側の腹横筋という腹筋が、最初のポイントです。ここがOFFになって姿勢が崩れている方が多いです。
その腹圧を高める方法について、次回は書いていきたいと思います。
 
 

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