脂は摂っても太らない～失敗しないダイエット５日目～

パーソナルトレーナーの窪田侑記です。

”失敗しないダイエットのヒケツ３７”
ということで、ダイエットに関してまとめてます。
５日目の５／３７は、

「脂は摂っても太らない。むしろ摂らない弊害が大きい。」

です。

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前回はタンパク質に関して書きましたが、今回は脂質について。
油のほうがダイエットにピンとくる人も多いかもしれませんね。

一般的に脂は必要量の５倍ほど摂り過ぎていると言われているし、
脂を摂り過ぎると”太る”っていうイメージがあるので、
ダイエットを考えると減らす人が多いと思います。

油物をなるべく避けて、、、

でも実はそれ、間違ってます！！！

脂は摂り過ぎても太りません！！
（※例外はあるので、後で説明します。）

脂質は絶対に抜いてはいけません！
なぜかと言うとやはり３大栄養素に入るくらいで、脂質はとても大事なんです。
細胞膜は脂で出来てますので身体の大部分に必要ですし、免疫にも関係してきます。
これを摂らないともちろん身体にはいろいろな不調が出てきます。

代謝が落ちますし、病気も増えます。

お肌がカサカサに乾燥してきたりとかもそうですし、
アトピーも脂の質などが関係してるとも言われてます。

油（脂）の質って何か？？

油には体にとって、良い油と悪い油があります。

脂質には種類があるんですが、

オレイン酸
 リノール酸
 リノレン酸
など

これが
オレイン酸：リノール酸＝４：１
リノール酸：リノレン酸＝４：１
となるのがベストな比です。
体内の脂の比と同じなので、負担なく使いやすい値なんです。

医薬品にも使われるほどです。

○オレイン酸（オメガ９）は
オリーブオイルなどに多く含まれる酸化に強い油です。
なので、おいしさも長持ちしますね。

○リノール酸（オメガ６）は
ベニバナ油とかコーン油など植物油に多いです。
外食とくに揚げ物などが多いと摂り過ぎになってしまうことが多いです。
こういった植物油の過度の摂取はアレルギーやガンなどにつながるとも

言われてます。

○リノレン酸（オメガ３）は
魚などに含まれる油ですね。

日本人は比較的多くとってると言われてるとはいえ、
最近の食生活では減ってきてる人が多いんじゃないでしょうか？
DHA/EPAがこれに当たりますが、サプリで補ってる方も多いかもしれませんね。

植物油のリノール酸が多くなりすぎる傾向があるので、

調整の仕方としては、リノレン酸を増やします。
亜麻仁油やシソ油、エゴマ油を積極的に摂られてる人もいますね。

ぼくはDHA/EPAサプリで不足分を補ったり、
バランスオイルといって、はじめから４：１に比率を合わせてくれている
素晴らしいものがあるので、それで揚げたり、料理にかけたりしてます。
それが楽でいいです！！

では悪い油とは、どういうものかというと、

まず酸化した油。。。

身体の酸化は老化なので、極力酸化させたくありません。
酸化した油はそれを早める危険なもののひとつなんですが

避けたいものは、

・何度も何度も熱を加えた油
・揚げてから時間がたった揚げ物の油

これはかなり酸化しています。
なるべく摂らないようにしてください。

２つ目が、トランス脂肪酸。。。

これはプラスチックのように体に入っても分解して使えないといわれてます。
マーガリンやショートニング、安いサラダ油などはこれです。
他に食品の裏の原材料の表示のところに、植物性油脂と書いているのは
ほとんどがこのトランス脂肪酸ですね。

一度いろいろなものをチェックしてもらうといいと思います。
市販の菓子パンやケーキはとても多いです。
あとは手軽に摂れるカロリー◯イトとか、シリアル系とか。

※こういった身体が嫌がる良くない油を取ると細胞の代謝が落ちてしまいます。
そうすると二次的に痩せにくく太りやすくなりますね。

本当は摂り過ぎた油は、そのまま体外へ排出されるので
それが体脂肪に直接なるわけではないんです。