糖化は美容もダイエットにも大敵~失敗しないダイエット22日目~
パーソナルトレーナーの窪田侑記です。
”失敗しないダイエットのヒケツ37”
22日目は、22/37「糖化は美容もダイエットにも大敵」です。
「酸化」がアンチエイジングの大敵だというのはよく知られていると思います。
ですので、抗酸化で細胞のダメージを防ぐことが、アンチエイジングやダイエットに効果的だという話は今までこのブログでも書いてきました。
もうひとつの大きな敵がいるのですが、それが「糖化」です。
「糖化」とは何か
身体の中で、タンパク質と糖が結びついてしまう反応のことです。
酸化が「さびる」というイメージだとしたら、糖化は「こげる」と言われています。
卵と牛乳のタンパク質が、砂糖と結びついて温度を上げることで、キツネ色に変わっていくのが一番イメージしやすいかもしれません。あれがお肌で起こるとシミですね。
この糖化反応は常温でもゆっくりと進んでしまうんです。
これが体内で起こると、糖がタンパク質と結びつくことで劣化させ、硬くなり本来の働きが出来なくなってしまいます。その劣化したタンパク質は最終的には、AGEs(終末糖化産物)という物質に変わります。これは排泄されることがなく、代謝もされないので、体の中に溜まってしまいます。こうなってしまうと残念ながらもとにもどらないそうです。代謝に関係するということは、もちろんダイエットの大敵になります。
また身体のほとんどの材料がタンパク質なので、それが劣化すると他にも色々な問題が起きてきます。
美容面でいうとコラーゲンの弾力が失われ、ハリがなくなり、シワの原因にもなります。お肌のキメがあらくなり、くすみやシミにもなってきます。
また免疫の材料もタンパク質なので、そこに影響が及んでしまうことであらゆる病気の原因や不調の要因になってしまいます。ガンなどの生活習慣病もそうですし、アレルギーや花粉症などの免疫系の疾患も影響しています。
筋肉の質も悪くなりますし、視力の低下につながったりもします。そのため怪我が多くなったり、肩こり、腰痛の慢性疾患にも関わってきます。
また精神疾患にも大きく影響するため、子どもにも特に注意が必要ですね。
このように多くの老化現象と言われるもののほとんどが、この糖化に影響してきます。
酸化と同じく、糖化にも対策をしないとどんどんと老化を進ませ、身体の機能を低下させていくことになります。
糖化を予防するために
①まずは糖を余らないようにすることです。糖を摂りすぎて余ると糖化が進んでしまいます。糖質の回でまとめているので、しっかりと量をコントロールしてください。
詳しくは以前の記事をご覧ください。
③さらに重要なのは食品添加物の糖です。ここが一番注意が必要かもしれません。
なぜかというとあまり身体に悪いというイメージが薄いからです。
調味料の回で、しょうゆ風調味料、みりん風調味料、だし風調味料は、実際の醤油やみりんや出汁とは全く違うということを書きましたが。
これが厄介なんです。
糖化しやすいし、血糖値もあげるし、避けたいものなんですが、無意識にとってしまってる人が多い。なので、まずどんなものに入っているか意識してみてください。意識できると避けれますので、摂取が減ります。
安価なしょうゆ風やみりん風、焼肉のタレ、ケチャップ、ドレッシングなどや、お惣菜やお弁当の味付け、ガムシロップやケーキシロップ、缶コーヒーや清涼飲料水にも入ってたりします。
食品の裏側の原材料をいくつか見てみてください。
こういったものをみると意外なところから、無意識に糖を摂ってしまってると感じます。
まず知ることです。そして糖のコントロールでぜひ糖化による老化を防いで、身体の機能を若々しく保ってください!
清涼飲料水をはじめとしたドリンクに関しての注意ポイントは、他にもいくつかあるので、次回に続きたいと思います。
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