免疫の”きそ” vol.10 血糖をコントロールする 〜カラダの授業〜
数回にわたって”免疫の基礎”について連載しています。
パーソナルトレーナーの窪田 侑記です。
栄養面や生活習慣によって免疫を高めることで、
ウイルスにも打ち勝つ体づくりというテーマで連載しています。
免疫さえ高ければ、かからなかったり、症状が出なかったり、
またかかったとしても重症化しなかったりすることがわかってます。
また今回の新型ウイルスだけでなく、これからくるかもしれない
ウイルス、毎年くるインフルエンザウイルスにも対抗できます。
そんな免疫・体力をつけるための基礎のお話、
第10回は「血糖をコントロールする」についてです。
油のバランスをとりましょうという回でも話したのが、
身体の炎症を抑えることで、サイトカイン・ストームという
自己免疫の暴走で自らの細胞を傷つけてしまったり、肺炎などの
重症化に繋がることを防ぐということでした。
その身体の炎症を抑えるのに効果的なのが、血糖のコントロールです。
というよりむしろ血糖がコントロールできていないと炎症のリスクが
上がってしまいます。
血糖が急激に上昇してしまうと炎症が起こりやすくなります。
それを緩やかにするためにも、糖質の摂り方が重要です。
精製された砂糖や穀物や、ソフトドリンクや野菜・果物のジュースなどを
よく摂る人は注意してください。
最近流行っているエナジードリンク類も特に注意です。
また家の中にいるとついつい増えてしまう間食。
お菓子やアイス、甘い飲み物なども意識してみてください。
免疫のことを考え、少し頻度を下げてみることをオススメします。
その辺りの詳細は、過去のダイエット記事の血糖値のところを
参考にしてみてください。
摂るべき糖質としては、玄米や大麦などや全粒粉の小麦などの穀物です。
また食事や間食前の水溶性食物繊維がオススメです。
飲み物はできればお水が一番たくさん飲んでいただきたいですが、
以前も話をしたカテキン入りの緑茶もオススメ。
砂糖や果糖ブドウ糖液糖などの入っていないものを選びましょう。
免疫の内容に話を戻します。
今回の新型コロナウイルスはエンベロープタイプというインフルエンザなどと
同じ構造をしています。
この構造のウイルスは体内に血糖が多い状態であれば、細胞内に侵入しやすく、
感染のリスクが高まります。
なので、はじめに書いた炎症を抑えることも大事なのですが、
そもそも感染を防ぐという意味でも、血糖のコントロールは不可欠です。
今回はいくつもダイエットの過去記事を貼り付けましたが、
免疫もダイエットも「身体をうまく働かせていく」という点では、
同じ方向に向かっていますね。
そのように体質改善が進めば、理想の身体になっていくと信じています。
一緒にカラダが喜ぶ、食生活や生活習慣を、ストレスなく、
はじめていきましょう!
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