カラダづくりのいろは

本来のあるべき身体の働きと栄養について、パーソナルトレーナーが発信していきます。

最後のダイエットを始めよう!2日目「ダイエットは食事から」

パーソナルトレーナーのクボタユーキです。

 ダイエットの基本は身体づくりの本質を理解することだと思っています。

”最後のダイエットを始めよう!37のヒケツ”

ということで、37回の連載で書いていきたいと思います。

 

2日目は、2/37「ダイエットは食事から」

 

今回は、”ダイエットにはやはり食事”を考えることが不可欠!
ということで食事で意識するべきことをザッと書いていきたいと思います。

 

みなさんはダイエットを考えるとどのような食事をイメージしますか?

  • カロリー計算?
  • 糖質制限
  • 食事の回数や時間?

 

ダイエットはただ痩せれば良いとは思っていないので、

継続してその体型を維持していくことがゴールです。

ですので、食事に関しても一時的な物ではなく、「継続できること」

というのを考えてもらいたいです。

無理な食事制限などは一時的には効果が出たような気持ちに

なってしまうかもしれませんが、元に戻せば身体も元に戻る。

これでは意味がないですよね。

 

ちゃんと食事をして、

  1. 代謝を上げて、しっかりとエネルギーを生み出す。
  2. 身体の材料をしっかりと摂る
  3. 美味しいと感じて、幸せになる

これを意識して欲しいです。食事の意味はここになると思います。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1、代謝

身体はエネルギーを作ることで、生きていけます。

なので必要なカロリーがあるものを摂取します。

これが消費よりも多いと太るし、逆だと痩せます。

 

カロリーは、糖質、脂質、(タンパク質)に含まれています。

だからそれを減らせば良いんだ!

という単純なものではなく、闇雲に摂取を減らせば、

エネルギー自体が作れなくなるので、代謝が落ちます。

すると消費カロリーまで下がってしまうので、さらに太りやすくなる。

 

糖質制限ダイエットが流行ったりもしましたが、完全にゼロにしてしまう

というのは良くありません。

 

2、材料

人間の身体には、37兆個もの細胞があると言われています。

(少し前までは60兆個)

その細胞は、新しいものが作られ、古いものが捨てられ、

というように入れ替わっています。

これがうまくいかないと不調の原因や老化などにつながっていきます。

 

そのために必要なのは5大栄養素です。

  • 糖質
  • 脂質
  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

にプラスして、水と酸素です。

 

重要なのはこの栄養素がすべてきっちり取れているか?と、

バランスが整っているか?です。

量が少なくても、バランスが悪くても、うまく代謝が回らないため痩せません!

 

(各栄養素の量や摂り方などは、次回の記事で詳しく書いていきます。)

 

3、満腹感と幸福感

ダイエットには、意外とメンタル的な影響が大きいです。

ストレスが多くかかっていると、うまく痩せていきません。

むしろ太っていってしまいます。

ですが、ダイエットにストイックになればなるほど、

食事制限をしたりして、食事自体が楽しくなく、

逆に後ろめたいものになってしまってる人も多いです。

まずは上記にも書きましたが、極端な無理なダイエットはやめましょう。

食事はコントロールできると、ダイエットの敵ではなく、

むしろ応援してくれる味方になります。

ダイエット中も食事が楽しめることが大事だと思います。

 

そのためにまずコントロールしたいのが、食欲ですね。

食欲がコントロールさえできれば痩せるのに。。

って思ってる人も少なく無いと思います。

食欲のコントロールのためには、重要な2つのポイントがあります。

 

まず、栄養バランスを気をつけた食事をしないといけません。

どういうことかというと、足りない栄養素があると

身体は”まだ欲しい”っていう信号になってしまいます。

 

ビタミンCが足りないと酸っぱいものが欲しかったり、
ナトリウムが足りないと、しょっぱいものが欲しかったり。
身体ってすごい賢く出来てますよね。

なので足りない栄養素を作らなくすると、そんなにたくさん食べなくても
お腹があまり空かなくなってきます。

 f:id:kubota-yuki:20150326101527j:plain


もう一つは、食事の時間です。ゆっくりと味わって欲しいです。

脳には、食欲の調節をしてくれている場所があります。

そこで満腹中枢(満腹!もういらない!)と

摂食中枢(お腹空いた!もっと欲しい!)が働き、

食べ物を食べるかどうかの判断はここがしています。

この判断には、血糖値が関係してます。
血糖値が上がると満腹中枢が、下がると摂食中枢が刺激されます。

よく噛んで消化吸収を良くすると、満腹中枢が刺激されるので

食べ過ぎ防止になります。
早食いだと、満腹中枢が働く前にどんどん食べ物を体の中に

入れてしまうことになります。その分、量も増えますし、

そのような行動は内臓に負担をかけるという意味でも良くないです。


知り合いのOLさんで、ランチタイムについつい早食いを

してしまっていた人がいるんですが、それをやめてもらってたところ、

いろいろとしても解決しなかった便秘も良くなり、
それから気になっていた顔のニキビもどんどんなくなり、

綺麗になりました!

内臓の調子を整えるのはダイエットだけでなく、美容にも効果的ですね。


内臓(特に胃腸)はそれくらい大切です!
まずゆっくり食べるところからはじめてみましょう。

 

 

食事との向き合い方を考えてもらったところで、

実際に何をどれくらい食べればよいのか、

次回からはもう少し詳細に栄養バランスに関して、

連載でお伝えしていきたいと思います。

 

 

f:id:kubota-yuki:20150323141407g:plain

フルオーダーメイドの身体メンテナンス空間
パーソナルトレーニングスタジオ
小顔美容矯正サロン


グランフロント大阪 北館6階
桜十字グランフロント大阪クリニックMedifit 内

MAIL info@rooms-s.com
TEL 090-6067-5514

大阪市北区大深町3-1 北館6階